テレビ出演エピソード 竹山隆範

takeyama1.JPG1.たまたま近くにいた竹山さんに催眠導入を始めました。

何をしようかなーっと一瞬迷いましたが、考えておく暇がありません。その時、彼の眼鏡が気になったので、メガネに注目しました。その瞬間、一つのことではなく、複合した暗示を組み合わせたくなりました。

takeyama3.JPG2.メガネをいじってもらいながら、催眠誘導をする。

眼鏡をいったん外してもらい、メガネが重くないと確認してもらいながら、メガネを重く感じる暗示をそれとなく入れました。まだこの時点では、自分のメガネが重く感じるなどとは、思いもしなかったと思います。

takeyama5.JPG3.メガネを扱いながら、術中に・・・・。

何気なくメガネに意識させながら次に、人格変換をの暗示を入れて、普段のドクつく彼のキャラを出せなくしました。催眠誘導のテクニックとして、相手に不安定な動揺を与えることもあります。

takeyama10.JPG4.少ししゃべってもらった後に、しゃべれなくしました。

ドクづかない竹山さんは面白くなかったので、いっそのこと、声が出なくなりしゃべることができなくしました。皆が話しかけるけど、どうしても声を出したしゃべることができません。

takeyama11.JPG5.はじめに入れた暗示の効果が・・・・。

声が出なくて苦しんでいる竹山さんの無意識は、メガネが重くなるという暗示を忘れることはありません。人の無意識は、一度入れた暗示には、解除しない限り残っています。その暗示の効果を次に試すことにしました。

takeyama9.JPG6.急に頭まで重くなり、床に倒れる。

メガネの重さに意識を向けさせた直後に、頭も重くなるという暗示を強く入れました。その結果、頭が床に引き寄せられるように床に倒れ込んでしまいました。頭を強く打たないために、彼の身体を即座に支えました。

takeyama12.JPG7.頭が重くて悶えています。

この状態になってしまうと、頭だけではなく体全体も重くなってしまうのです。
自分一人で起き上がることなど出来なくなってしまっています。実を言うと、その間に、次に何をしようかと考えていました。

takeyama14.JPG8.頭が床にくっつき立ち上がれない。

一先ず、彼を起こしてから、次に進もうと思っている時にアイデアが浮かびました。それで、勝俣さんの前に連れて行きました。勝俣さんが、自分の口を塞ぐと、竹山さんが息ができなくなると誘導しました。

takeyama17.JPG9.息ができなく苦しがりました。

息ができない竹山さんは、苦しくてもがき始めました。勝俣さんの口と鼻を塞いでいる手を払ってようやく呼吸困難から救われました。その後、催眠から解いてやると、何だ!?アンタ!!とドクづかれました。

takeyama18.JPG10.催眠にかかった状態を説明している。

彼は、頭が重くなった時の状態を、鉄をいっぱい付けられたように感じたと説明していました。催眠状態に入った時の感じ方は人様々ですが、無意識が受け入れた暗示は、自分の力では抵抗できなくなります。