1.ドリアンだけは止めて欲しいと拒絶されました。 彼のドリアン嫌いは有名だそうです。それでスタッフがドリアンを用意していたのでした。もし、彼がドリアンを食べたらすごいだろうということでしょう。
2.勝俣さんが尊敬している、欽ちゃんの写真を見つめます。 彼が尊敬している萩本欽一さんの写真も用意されているとのことでしたので、その写真をどのように使おうかと考えましたが、一瞬のひらめきで、ドリアンの嫌いな部分を全部写真の欽ちゃんに移しました。
3.欽ちゃんの写真を見て、ドリアンの匂いがするようです。 萩本欽一さんの写真を見て匂いを気にいていたので、彼の顔の方に写真を近付けたら、顔をそむけて嫌がりました。そこで、その写真を横にいた石田純一さんに嗅いでもらいましたが、当然匂いなどしません。
4.大嫌いのドリアンを好きになってもらいました。 大嫌いだったはずのドリアンをドリアンと認識できなくなっているようです。彼の眼には、パイナップルらしきフルーツに見えています。何ら抵抗もなくすんなりと美味しそうに食べ始めました。
5.めっちゃウマイ!と感激しています。 一口二口食べてから手が止まるかなって思っていたのですが、美味しがってどんどん食べているのには驚きました。あまり胃の中に入れてしまえば、催眠を解いた後に胃の方から上がってくる匂いに彼が耐えられなくなったら大変です。
6.パイナップルのトロみたいと満足しています。 まだ手が止まりません。初めて味わう美味しいフルーツを満喫しているようです。トロのようだと満足して、初めて味わう世界に酔いしれるように、さらに食べ続けています。このままにしては置けなくなりました。
7.手にしているフルーツの幻想を解き、実態を戻す。 十分に堪能されたので、欽ちゃんの写真からドリアンの部分を手に持っているフルーツに戻しました。さぁー大変です。手にして今まで食べていたものが、大嫌いなドリアンだということに気付いたようです。
8.急に、吐きそうに苦しみ出す。 あまりにも吐き出しそうな状態に戸惑いましたが、瞬時に催眠をかけ、吐き出すことがないように調整しました。後から知ったのですが、スタッフが、いざという時に備えて、こっそりとバケツを後ろに隠して用意していたとのことでした。
9.催眠をかけ、気分が悪くならないように調整する。 催眠から覚めたら、手にしているものがドリアンであることが分かるし、それをいっぱい食べたという事実も思い出されます。その時のために、あまり多く食べて欲しくはなかったのですが・・・・。
10.未知のフルーツに満足されたのも事実です。 催眠中とはいえ、何度も何度も未知の味わいを確かめるように味わっていただいたのも事実ですので、催眠から覚めた後に、本当はドリアンを食べさせられたという恨みを抱かないで欲しいと願いました。